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必要とされたい
葉月さんのところで「たくさんの鍵と扉」というエントリーを読んだ。
私も「必要とされたい」という思いが強い。
SMにおいても、それが基本なのかもしれない。
普通の恋愛よりも、相手が限定されるからこそ、
必要とされる度合いが強いというか・・・。

その「必要とされたい」のも、仕事じゃなくて、女として。
仕事だったら、充分すぎるほど必要とされている。
私を必要としてくれる人の期待に応えるために、
いっぱいいっぱいになっているんだけど。

期待に応えるために、女の部分を捨ててきてしまった。
よく考えてみたら、親の期待に応えるために、
子供の頃から女を捨ててきたのかもしれない。
「男の子のように」「男の子に負けないように」
親の期待が呪文のように張りついてしまった。
でも、それを恨んでいるわけではない。
今の私があるのは、そのお陰なのだから。

でも、捨ててしまったもうひとつの人生があったのだと思う。
それを取り戻したいと強く思うようになった。
それから私の彷徨が始まったのだと思う。

女として「必要とされたい」っていうのも、
決して、おまんこを使ってもらいたいというのではない。
服や下着、髪型や化粧を褒められたい。
満足してもらいたいと思う。
現実には、満足してもらえるレベルに達していないのは、
自分が一番よくわかっている。
だからこそ、満足してもらえるレベルに達するように、
注意してもらって、直してもらって、認めてもらいたい。

ノーマルの男は、「脱いじゃえば同じだよ」と言う。
私の気を引くためか、嫌われたくないのか、
私が嫌がるようなことは決して言わない。
「ありのままのゆきが好きだ」
そうじゃないの。
そんなんじゃダメなの。
私が嫌いな私を好きでいてくれても、そんなのちっとも嬉しくない。
自分で満足できるレベルになった時に、好きになってくれなきゃ。

主従に嵌ったのはそのあたり。
もちろん痛みが欲しいというのはあったんだけど。
前主は、そういうところをいつも注意してくれる人だった。
今思うと、人が嫌がることを言うんだもん。
いい役回りじゃないよね。
Sだから、嫌がることを言うのが快感だったのかもしれないけど、
私のために注意するんだって気持ちは痛いほど伝わってきていた。

父性へトラウマはない。
「育て直されたい」というのでもない。
ただ、捨ててしまったもうひとつの人生を生き直したい。

テーマ:M女のつぶやき - ジャンル:アダルト

【2009/06/21 01:52 】
ゆきのこと | コメント(2)
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コメント
ゆきさん、おはようございます。
昨夜はありがとうございました。
私も、ゆきさんのブログは時々覗かせて頂いてたんですよ。「こんなS男はイヤだシリーズ」大好きです♪

で、ゆきさんの「必要とされたい」、読ませて頂きましたけど、葉月のとはちょっと違うんですね。
あー、でも私も、この歳になってから可愛いヒラヒラスカートが好きだったり、キラキラもののアクセサリーが欲しかったり、急に「女の子」として目覚めた部分はあるかも。若い頃はその辺にはまったく無頓着な女でしたから。

私、小さい頃からアトピーで、全身いつも血だらけ、かさぶただらけ、っていう感じの子だったんですよ。オトナになってからは少しはよくなったけど、でもやっぱり肌にはまったく自信がなくてね。今でも明るいところで裸を見られるのは「ひえええーーー!(T_T) 」な気持ちになります。

だからなのかなぁ?
そんな自分の体でも、男の人を満足させることができるならそうなりたいって思うし、射精してもらうと物凄く嬉しい。こんな私でも役に立てたって思うことで自分の女としての存在価値を感じで安心する、みたいな感覚。

「役に立てた」の発展型が「必要とされたい」っていうことだと思うんですよね。特定の人から「葉月じゃなくちゃダメなんだ」って思われたい。

結局、コンプレックスの裏返しなんだろうなって思います。自分が必要とされていると感じることで、私のコンプレックスの1/3くらいは解消できるんです。(たぶん)


私、今日は午後から美容院の予約をしてるんですよ♪
ゆきさんに負けないように女磨いてきますわね。ほほほ♪

これからもどうぞよろしく。(*^。^*)
【2009/06/21 07:25】
| URL | 葉月 #NmRVQg7I[ 編集] |
葉月さん
美容院はいかがでしたか?女っぷりはますますあがりましたでしょうか?w

昨夜は急にコメントしたにもかかわらず、お返事いただき、ありがとうございました。今日も長いコメントありがとうございます^^ コメントが面倒で、ごめんなさい。あんまり日記を書かないので、業者さんの巣窟になっちゃうんです。で、承認制にさせてもらいました。

「こんなS男はイヤだシリーズ」をご覧になってくださっていたんですか~(^_^;) このシリーズのお陰で、釣り堀ブログ計画はあえなく頓挫したのですが(笑)、その代わりと言ってはなんですが、主従じゃないかたちの方々と知り合うことができて、ちょっと世界が広がりました。今でこそ、ブログを通して女性同士が交流することができるようになりましたが、私がSMの世界に足を踏み入れた頃は、女性主催のサイトって葉月さんのところしかありませんでしたよね。でもその頃は、バリバリの主従をしていましたので、ロム専門でした(^_^;) 近頃は、お仕事のこととか、蔵人さんへのお気持ちとか、共感するところが多くて、言葉がストンと入ってくるというか、思わずコメントしてしまいました。

アトピーのことは、前にお書きになっていらっしゃいましたよね。私も体にはまったく自信がなくて。お肌じゃなくて体型が、なんですけどね(^_^;)

少し前に、ヒラヒラミニスカートの写真をアップしていらっしゃいましたよね。私は、そういう「女の子」の部分を捨ててきてしまって、でも今思うと、ホントはとっても欲しかったんでしょうね。大人になってからも、「女を使って仕事を取る」ことを憎んできたので、「女らしい」部分から目を背けてきたんです。これも、「女を使って仕事が取れない」のコンプレックスなんでしょうけど(笑)

この日記を書きながら、他人に頼らず自分で努力したらいいじゃないかと思っていたのですが、葉月さんのコメントレスを拝見して、あーそうだ、「自信って、自分ひとりじゃ手に入れられない」ものなんだ、「女としての自信は、男の人に認めてもらって必要とされる存在になってこそ得られるもの」なんだって、やっとわかったんです。だから、女として向上させようとしてくれる人に懐くんだってことがわかったんです。

目標は「連れて歩いて恥ずかしくない女」なんですけど、これがなかなか難しくて(^_^;) 

こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。
【2009/06/21 12:35】
| URL | ゆき #vEttnzO2[ 編集] |
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